いつまでも美しく歩き続けて欲しい

と言う願いで日々,クライアントさんたちと接していますが,

今回は,改めて,いつまでも美しく,元気で歩き続けるために大事な3つのこと

をご紹介したいと思います。

まず結論から申しますと,実は,要介護へのリスクの1割は基本的に自分自身で簡単に防ぐことができます。

多分,まだそんな歳じゃないし,気にしたこともないし,と思われるかもしれませんが,

実際,”老化”というのは,40代頃から徐々に感じ始めている人は少なくないのではないでしょうか?

例えば,ここに該当しないかチェックしてみてください

・階段が疲れる

・椅子があればすぐに座りたい

・立っているのも疲れる

・横になりたいと思う

・運動をしないとと思っているけど,運動習慣はない

1,転倒しないこと!転倒リスクを減らすこと!

これです。本当にこれ。沢山の人たちを見てきて,ほんと,これにつきます。

介護予防は,実は

転倒しないこと

がとっても大切なのです。

要支援から要介護となるリスクは約半数も転倒,骨折,衰弱(運動機能の低下),関節疾患なのです

厚生労働省:政策レポート(介護予防について)www.mhlw.go.jp

よく病気や疾患を気にされる方は多くいますが,運動をすることを軽視する人は,少なくありません。

疲れてしまうから,という理由で運動しなくなってしまう方も沢山いらっしゃいます。

もちろんその声,わかります。

ですから,私も実際には,

頑張って運動しなくていいんですよ。

とお伝えしています。

え!?そんなに頑張らなくていいの?と思いますよね。

はい,大丈夫です。

一つだけ,転倒リスクを減らすための方法をお伝えします。これがポイント2です。

2,真っ直ぐにIで立ってから,初めの一歩は必ず踵から出すこと!

これだけです。筋力をつけることでも,歩きましょうということでもなく,

たったこれだけです。

では,なぜこれだけでいいの?と思うと思われる方は読み進めてみてください。

まずそもそも,なぜ転倒するのか?

を考える必要があります。

例えば,よっこらしょと腰を丸めながら起き出した後に,その背中の丸い姿勢のまま一歩進もうとすると

爪先から足がでてしまうのです。

これが転倒リスクをあげる要因です。

想像しながら,背中を丸めた姿勢で一歩踏み出してみてください。

つま先から足が出てしまいます。

これをですね,よっこらしょと立ち上がったら,

まずぴーんと立ち上がるのです。これがIで立つ!

真っ直ぐの姿勢から一歩を出してみてください。

すると必ず足は踵からでます。

家の中での転倒が多いのです。絨毯やクッションなどでつまずく人は少なくありません。

まずは,家の中で椅子から立ち上がった姿勢だけを気にして,最初の一歩をしっかりと踵から出るようにしてみて下さい。

お読み頂きありがとうございました。